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06月06日-01号

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  1. 小浜市議会 2014-06-06
    06月06日-01号


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    平成26年  6月 定例会(第2回)      平成26年6月6日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(17名)   1番  藤田靖人君  2番  西本清司君   3番  小澤長純君  4番  今井伸治君   5番  能登恵子君  6番  松崎圭一郎君   7番  池田英之君  8番  下中雅之君   9番  三木 尚君  10番  垣本正直君   11番  藤田善平君  13番  風呂繁昭君   14番  富永芳夫君  15番  清水正信君   16番  池尾正彦君  17番  宮崎治宇蔵君   18番  山本益弘君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名       市長        松崎晃治君       副市長       東 武雄君       政策幹       河野 研君       総務部長      仲野郁夫君       総務部次長     山口雅已君       総務部次長     天谷祥直君       総務部税務課長   大下雅章君       企画部長      南谷憲児君       企画部次長     橋本長一朗君       企画部財政課長   伊須田 尚君       民生部長      吉村忠康君       民生部次長     松田克彦君       民生部次長     小南弘幸君       民生部社会福祉課長 中野純子君       民生部健康長寿課長 齊藤睦美君       産業部長      藤本周次君       産業部次長     小嶋直人君       産業部商工観光課長 山下善嗣君       教育委員会教育長  森下 博君       教育部長      松林吉博君       教育部次長     松井俊樹君       教育部教育総務課長 西田雅志君●議会事務局長および書記   議会事務局長        大野木 徹   次長            和久田和典   書記            瀬尾光博●議事日程   平成26年6月6日 午前10時開議  日程第1       会期決定  日程第2 報告第3号 平成25年度小浜市一般会計予算繰越明許費の報告について       報告第4号 平成25年度小浜市一般会計予算事故繰越しの報告について       報告第5号 平成25年度小浜市下水道事業特別会計予算繰越明許費の報告について       報告第6号 平成25年度小浜市水道事業会計予算繰越の報告について       報告第7号 小浜市土地開発公社経営状況の報告について       報告第8号 株式会社ケーブルテレビ若狭小浜経営状況の報告について       報告第9号 小浜市総合卸売市場株式会社経営状況の報告について       報告第10号 株式会社まちづくり小浜経営状況の報告について       報告第11号 小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂の報告について  日程第3 議案第31号 専決処分につき承認を求めることについて(平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号))       議案第32号 専決処分につき承認を求めることについて(小浜市市税条例等の一部改正について)       議案第33号 専決処分につき承認を求めることについて(小浜市国民健康保険税条例の一部改正について)       議案第34号 専決処分につき承認を求めることについて(小浜市都市計画税条例の一部改正について)  日程第4 議案第35号 平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)  日程第5 議案第36号 平成26年度小浜市一般会計補正予算(第2号)       議案第37号 平成26年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第38号 小浜市市税条例の一部改正について       議案第39号 行政財産の使用料に関する条例の一部改正について       議案第40号 小浜市重度障がい者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第41号 小浜市企業振興条例の一部改正について       議案第42号 小浜市漁港管理条例の一部改正について       議案第43号 小浜市道路占用料徴収条例の一部改正について       議案第44号 小浜市溝渠占用料徴収条例の一部改正について  日程第6        請願・陳情                           午前10時08分開会 △開会・開議 ○議長(池尾正彦君) これより平成26年第2回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(池尾正彦君) 諸般の報告をいたさせます。 事務局長、大野木君。 ◎議会事務局長(大野木徹君) 報告いたします。 3月24日、議会運営委員会ならびに議会全員協議会が開催されました。 同日、理事者との意見交換会が開催されました。 3月25日、平成25年度2月分例月出納検査結果報告を受理いたしました。 3月26日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、小浜市漁業協同組合通常総代会が開催され、議長が出席しました。 3月27日、嶺南広域行政組合議会が敦賀市において開催され、関係議員が出席しました。 3月28日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 3月29日、小浜市老人クラブ芸能祭が開催され、議長が出席しました。 4月6日、手杵祭りが開催され、議長が出席しました。 同日、小浜市視力障がい者福祉協会総会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、若狭だるま窯建屋竣工式が開催され、議長が出席しました。 4月7日、公立若狭高等看護学院入学式に、病院組合議長が出席しました。 4月10日、定例全員協議会が開催されました。 同日、広報委員会が開催されました。 4月11日、飲酒運転根絶若狭地区総決起大会が開催され、議長が出席しました。 4月12日、蘇洞門開きが開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 4月15日、佐久間艇長顕彰祭が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 4月18日、小浜市防犯隊辞令交付式ならびにパトロール出動式が開催され、議長が出席しました。 4月19日、小浜市老人クラブ連合会定期総会が開催され、議長が出席しました。 4月20日、若狭マラソン大会が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 4月21日、島根県安来市議会の行政視察に、議長が歓迎のご挨拶を行いました。 4月23日、北陸新幹線若狭ルート早期実現特別委員会が開催されました。 4月24日、北信越市議会議長会が福井市において開催され、正副議長が出席しました。 4月25日、平成25年度3月分例月出納検査結果報告を受理いたしました。 4月26日、新今富公民館の竣工式が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 4月26日、小浜市赤十字奉仕団大会が開催され、議長が出席しました。 4月27日、小浜市母子寡婦福祉連合会総会が開催され、議長が出席しました。 5月1日、議会運営委員会が開催されました。 同日、嶺南地区特定失踪者の真相究明を願う会事務局会が若狭町で開催され、関係議員が出席しました。 5月2日、川越市公式使節団歓迎会が開催され、正副議長が出席しました。 5月5日、ふれあい健康ウォークが開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 5月9日、定例全員協議会が開催されました。 同日、原子力発電所安全対策特別委員会北陸新幹線若狭ルート早期実現特別委員会、広報委員会が開催されました。 同日、小浜市議会議会報告会を市内3会場で開催いたしました。 5月15日、若狭マリンピア実行委員会が開催され、議長が出席しました。 5月16日、小浜市土地開発公社理事会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 5月17日、小浜市区長総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 5月18日、小浜市連合婦人会ソフトバレーボール大会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 5月19日、北陸新幹線若狭ルート早期実現特別委員会と区長会長会との意見交換会が開催されました。 5月20日、原子力発電所安全対策特別委員会により、同23日まで福島第一発電所周辺自治体への管外視察が行われました。 5月23日、若狭地方町村議会議長会定期総会が若狭町で開催され、副議長が出席しました。 5月24日、福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会が福井市において開催され、副議長が出席しました。 同日、小浜男女共同参画ネットワーク総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 同日、防犯組合若狭地区連合会総会が開催され、議長が出席しました。 5月25日、小浜市障がい者スポーツ大会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 5月26日、小浜市議会歴代議員懇談会が開催され、議長が出席しました。 5月27日、北陸新幹線建設促進大会および平成26年度北陸新幹線建設促進同盟会総会が東京都内で開催され、議長が出席しました。 5月28日、全国市議会議長会定期総会が東京都内で開催され、議長が出席しました。 5月29日、日本電産テクノモータ株式会社福井技術開発センター第2期工事起工式が行われ、議長が出席しました。 同日、小浜市・若狭町・高島市総合振興協議会の正副会長会議が若狭町で開催され、関係議員が出席しました。 同日、平成25年度4月分ならびに平成26年度4月分の例月出納検査結果報告を受理いたしました。 5月30日、議会運営委員会が開催されました。 同日、若狭交通安全協会通常総会が開催され、議長が出席しました。 5月31日、小浜市防災訓練が行われ、議長ならびに各議員が出席しました。 6月2日、議会全員協議会が開催されました。 同日、議会報告会連絡会が開催されました。 山本議員より遅刻の届け出がありました。 ただいまの出席議員は16名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか21名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(池尾正彦君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において2番西本清司君、15番清水正信君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(池尾正彦君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長より申し出のとおり、本日から6月27日までの22日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から6月27日までの22日間と決定いたしました。 △報告第3号から報告第11号まで ○議長(池尾正彦君) 日程第2 報告第3号平成25年度小浜市一般会計予算繰越明許費の報告についてより報告第11号小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂の報告についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) おはようございます。提案理由のご説明を申し上げる前に、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 このたびは、全国市議会議長会および北信越市議会議長会において、長年にわたり市議会議員として市政の発展に尽力されたご功績をたたえられ、栄誉ある表彰をお受けになられました池尾正彦議長、富永芳夫議員、清水正信議員、誠におめでとうございます。心からお祝いとお喜びを申し上げます。何とぞ、今後とも市政発展と市民福祉の向上のため、より一層のご活躍を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、日程第2をもちまして議題に供していただきました報告第3号から報告第11号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、報告第3号平成25年度小浜市一般会計予算繰越明許費の報告についてでございますが、中学校施設耐震化推進事業ほか20件については、年度内に支出ができませんでしたので、12億6,201万3,000円を平成26年度へ繰り越しさせていただきました。 次に、報告第4号平成25年度小浜市一般会計予算事故繰越しの報告についてでございますが、防災行政無線整備事業第2期について、不測の事態により年度内に支出ができませんでしたので、事故繰越として1億6,538万5,300円を平成26年度へ繰り越しさせていただきました。 次に、報告第5号平成25年度小浜市下水道事業特別会計予算繰越明許費の報告についてでございますが、2,600万2,000円を平成26年度へ繰り越しさせていただきました。 次に、報告第6号平成25年度小浜市水道事業会計予算繰越の報告についてでございますが、5,602万8,000円を平成26年度へ繰り越しさせていただきました。 以上、報告第3号および報告第5号につきましては地方自治法施行令第146条第2項の規定により、報告第4号につきましては地方自治法施行令第150条第3項の規定により、報告第6号につきましては地方公営企業法第26条第3項の規定によりご報告申し上げ、これら事業の一日も早い完成を目指し努力をいたしますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、報告第7号小浜市土地開発公社経営状況の報告についてでございますが、平成25事業年度も長期保有地の積極的な処分と資産の適正な管理に努めることにより、公社経営の健全化、スリム化を図ってまいりましたが、保有地に係る下水道事業受益者負担金による管理費の増加や、土地の評価損を計上したことにより、1,500万円余りの当期純損失を計上することとなりました。今後も厳しい状況が続くと予想されるため、平成25事業年度に策定した土地開発公社の経営健全化に関する計画に基づき、計画的な保有地処分に努め、借入残高の削減に注力してまいります。 次に、報告第8号株式会社ケーブルテレビ若狭小浜経営状況の報告についてでございますが、平成25事業年度も自主放送の充実と経営の効率化を推進し、当期純利益は前期比4.8%増の3,900万円余りを計上することができました。また、本市におけるケーブルテレビ事業は、地域に密着したメディアとなっており、災害時等においても、市民の皆様にとって重要な情報源となっております。このことから、昨年度の台風18号の放送体制を教訓に、市役所庁舎から直接放送する体制や、主要河川の水位の状況をテレビで提供する体制整備など、災害時等の放送体制の整備や、本市との災害協定の見直しを行いました。今後とも自主放送の一層の充実と経営の効率化を図り、また、地域情報の発信拠点として貢献できるよう指導してまいります。 次に、報告第9号小浜市総合卸売市場株式会社経営状況の報告についてでございますが、平成25年度の取扱数量は前年比11.4%の減、取扱金額は前年比1.8%の減となり、厳しい市場環境でありましたが、当期純利益150万円余りを計上することができました。今後とも、信頼される卸売市場として、生鮮食品等の安定供給を図れるよう、指導を行なってまいります。 次に、報告第10号株式会社まちづくり小浜経営状況の報告についてでございますが、道の駅若狭おばまは、平成25年度も順調な営業を続け、売上金額が1億1,300万円となり、120万円余りの当期純利益を上げることができました。主な取り組みとしては、道の駅のイートインコーナーや売り場面積を増床するとともに、販売アイテム数の拡大を図りました。また、観光誘客については、体験観光であるてんこもり小浜フェスタに加え、シーズンごとの旬の魚料理をPRする若狭おばまお魚祭り、鯖寿司をPRする鯖寿司食べ歩きスタンプラリー等を開催し、小浜の魅力を発信しました。今後とも、観光を切り口とした持続できる地域経済および産業の活性化が図れるよう、指導を続けてまいります。 以上、報告第7号から報告第10号までにつきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、市が出資しております法人の経営状況についてご報告させていただきました。 次に、報告第11号小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂の報告についてでございますが、国の原子力災害対策指針および災害基本計画ならびに福井県地域防災計画(原子力災害対策編)の改訂を踏まえ、小浜市地域防災計画(原子力災害編)を改訂いたしましたので、小浜市議会基本条例第11条第1項の規定によりご報告させていただきます。なお、報告案件の内容につきましては、この後、担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、南谷君。 ◎企画部長(南谷憲児君) それでは、報告第3号から第6号まで、予算の繰越関係につきまして、お手元の資料に基づきご説明させていただきます。 まず、報告第3号平成25年度小浜市一般会計予算繰越明許費の報告についてでございます。 2枚目の繰越計算書をごらん願います。 繰り越しいたします事業は、第3款民生費、第2項児童福祉費の子ども・子育て支援事業計画策定事業から、第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費公共土木施設災害復旧事業(単独)までの21事業でございまして、一番下、合計の欄でございますが、予算に定めた繰越明許費の額の合計13億2,373万円に対し、翌年度への繰越額は12億6,201万3,000円でございます。主な繰越理由につきましては、国の補正予算に伴うもので、執行に当たり日数が不足することによるものや、建設資材の需要過多による納品おくれによるもの、地元や関係機関との協議交渉等に不測の日数を要したものなどでございます。 続きまして、報告第4号平成25年度小浜市一般会計予算事故繰越しの報告についてでございます。 2枚目の繰越計算書をごらん願います。 繰り越しいたします事業は、第2款総務費、第1項総務管理費の防災行政無線整備事業(第2期)で、翌年度への繰越額は1億6,538万5,300円でございます。繰越理由につきましては、再送信子局および屋外拡声子局の再設置位置についての関係機関との協議、また、再送信子局の設置に伴う受信確認、戸別受信機の設定変更に不測の日数を要したことによるものでございます。 続きまして、報告第5号平成25年度小浜市下水道事業特別会計予算繰越明許費の報告についてでございます。 資料2枚目の繰越計算書をごらん願います。 繰り越しいたします事業は、第1款下水道事業費、第2項下水道建設費の管渠整備事業で、翌年度への繰越額は2,600万2,000円でございます。繰り越しの理由につきましては、建設資材の需要過多による納品おくれによるものでございます。 続きまして、報告第6号平成25年度小浜市水道事業会計予算繰越の報告についてでございます。 2枚目の繰越計算書をごらん願います。 繰り越しいたします事業は、資本的支出、建設改良費の水道水源開発施設整備河内川ダム建設負担金で、翌年度への繰越額は5,602万8,000円でございます。繰越理由につきましては、県営事業である河内川ダム建設工事のおくれによるものでございますが、これはダムの建設区域に近接して希少生物のクマタカの巣が確認されたことに伴いまして、学識経験者との工事施工方法に関する検討、調整などに不測の日数を要したことによるものでございます。 以上、報告第3号から第6号までの繰越関係の報告の説明とさせていただきます。これらの事業のうち、未完了のものにつきましては、今後早期の事業完了に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、報告第7号小浜市土地開発公社経営状況の報告についてご説明させていただきます。 平成25年度小浜市土地開発公社決算書の1ページをお願いいたします。 まず、事業の概要でございますが、これまで公社では、長期保有地の積極的な処分と資産の有効活用に努めてきたところでございます。平成25事業年度におきましても、保有地の最低売却価格公示入札を実施いたしまして、高塚に所在します保有地227.07平方メートルを643万8,342円で売却いたしました。また、保有地の有効活用を図るため、駐車場や資材置き場などとして積極的に賃貸を行いまして、87万4,700円の収入があったところでございます。 しかしながら、保有地に係る下水道事業受益者負担金を一括納付したことや土地の評価損を計上したことによりまして、1,580万円余りの当期純損失を計上するなど、厳しい状況を受けまして、土地開発公社の経営健全化に関する計画を策定し、計画的な保有地の処分、借入債務残高の削減に努めていくことといたしました。 次に、経営状況に関しまして、3ページの貸借対照表をごらん願います。 まず資産の部では、流動資産が現金預金、土地などで合計8億7,080万6,829円、固定資産が10万7,100円で、資産合計では8億7,091万3,929円でございます。次に、負債の部でございますが、流動負債が短期借入金2億円、固定負債が長期借入金6億6,300万円で、負債合計では8億6,300万円でございます。資本の部につきましては、資本金が400万円、準備金が前期繰越準備金から当期純損失を差し引いた391万3,929円でございまして、資本合計といたしましては791万3,929円となり、負債および資本合計では、資産合計と同額の8億7,091万3,929円となっております。 4ページをお願いいたします。 損益計算書でございます。事業収益は、高塚地係保有地の売却収益で643万8,342円、これに対し事業原価が、売却した土地の原価で732万3,655円でございまして、事業収益から事業原価を差し引いた事業総損失は88万5,313円となっております。これに販売費および一般管理費の794万1,892円を加えた事業損失といたしましては、882万7,205円となったところでございます。 次に、事業外収益は、受取利息と保有地の貸付収入である雑収益の合計で87万5,700円、事業外費用は、支払利息513万9.612円で、事業損失から事業外収益を差し引き、事業外費用を加えた経常損失といたしましては、1,309万1,117円となりました。さらに、特別損失の土地評価損271万558円を加えまして、当期純損失は1,580万1,675円となったところでございます。 5ページの利益金処分計算書についてでございますが、当期未処分利益金が、前期繰越準備金から当期純損失を差し引いた391万3,929円でございまして、これを次期繰越準備金とするものでございます。 6ページをお願いいたします。 平成25事業年度のキャッシュ・フロー計算書でございます。まず、事業活動によるキャッシュ・フローは、土地の管理処分等に伴う収入支出によりまして、680万772円の減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローはなく、財務活動によるキャッシュ・フローは、資金の借り入れと返済による収支で、1,735万3,510円の減少となりました。この結果、事業活動および財務活動によるキャッシュ・フローの合計であります現金および現金同等物減少額は2,415万4,282円となりまして、これを現金および現金同等物の期首残高4,842万4,244円から差し引いた期末残高では、2,426万9,962円となったところでございます。 続きまして、平成26事業年度の事業方針と予算についてご説明させていただきます。 資料をおめくりいただきまして、平成26事業年度予算書の1ページをお開き願います。 まず、平成26事業年度の方針でございますが、本年度も公社経営の健全化を図るため、1つ目に最低売却価格公告入札を実施し、目的を有しなくなった用地の積極的な処分による財務内容の改善、2つ目に保有地の処分とともに賃貸による遊休資産の有効活用、3つ目に積極的な債務の償還に努めてまいります。 次に、平成26事業年度の主な内容としましては、公有地取得事業による特定土地および土地造成事業による完成土地の売却を予定いたしております。 2ページをお願いいたします。 平成26事業年度の予算でございまして、第2条事業計画では、用地の取得および造成は行わず、用地の処分を行う予定でございます。第3条収益的収入および支出では、収入といたしましては、第1款事業収益と第2款事業外収益の合計で、3,678万1,000円、支出につきましては、第1款事業原価から第3款事業外費用までの合計で、5,827万6,000円を予定いたしております。また、3ページの第4条資本的収入および支出では、収入といたしましては、第1款資本的収入の借入金が4億円、支出につきましては、第1款資本的支出で、借入金償還金など合計4億3,200万円を見込んでいるところでございます。 以下、第5条借入金および第6条資金計画につきましては、記載のとおりでございます。 今後の土地開発公社の運営のあり方につきましては、今年2月に策定いたしました土地開発公社の経営健全化に関する計画に基づき、借入債務残高の削減に努めるとともに、公共用地取得に係る土地開発公社の意義、役割等の変化も踏まえ、解散を視野に抜本的な改革に取り込んでいくことといたしております。 以上、報告第7号小浜市土地開発公社経営状況の報告についてのご説明とさせていただきます。 続きまして、報告第8号株式会社ケーブルテレビ若狭小浜経営状況の報告についてでございます。 平成25事業年度第21期事業報告書収支決算書の1ページをお願いいたします。 平成25事業年度の事業報告でございますが、小浜市におけるケーブルテレビ加入世帯は、平成25年度末現在で1万751世帯、加入率90.9%となっており、ケーブルテレビが市民生活の基本インフラであり、地域に密着したメディアとなっております。 事業計画等の実施状況といたしましては、まず、インターネットサービス契約者を対象に、自主放送番組ワイドわかさの再放送をパソコンなどで視聴できるストリーミング配信サービスを10月から開始しました。また、自主放送番組の充実を図るため、スタジオセットをリニューアルし、視聴者に親しまれる番組づくりを行っており、企画番組では地域の企業紹介番組を年間12本、生中継番組では全国高校ラグビー福井県決勝戦などを2本、特別番組としては食と文化の基本調査など9本を制作し、放送しました。 災害時の放送体制の見直しといたしましては、昨年の台風18号の際、視聴者の方から寄せられたご意見、ご要望を踏まえ、災害緊急放送に関する市との協定を見直し、市役所庁舎から直接放送ができる体制、また、主要河川の映像や水位の状況、局舎屋上からのライブ映像を提供できる体制を整備するなど、災害時の放送について大幅な見直しを図りました。 3ページをお願いいたします。 経営状況に関しまして、まず貸借対照表でございますが、表の左側、資産の部では、流動資産が現金、預金、売掛金等で3億8,132万7,544円、有形固定資産が建物、構築物等合計で4億6,382万2,185円、無形固定資産がソフトウエア等601万9,427円で、その他資産、繰延資産を合わせた資産合計では、8億5,322万9,569円となっております。 表の右側、負債・純資産の部では、流動負債が買掛金等で2,629万6,519円、固定負債が長期借入金等4億3,962万719円で、負債合計では4億6,591万7,238円でございます。また、資本金は4,000万円で、これに別途積立金9,000万円、当期利益金を含んだ利益剰余金2億5,731万2,331円を加えた純資産合計では3億8,731万2,331円となりまして、負債・純資産合計は、資産合計と同額の8億5,322万9,569円となっております。 4ページをお願いいたします。 損益計算書でございますが、支出の部の事業直接費は、番組購入費や修繕等の合計で9,477万5,191円、収入の部の事業直接収入は、ケーブルテレビの利用料や広域受託料、ネット利用料などの合計3億8,811万8,828円で、事業直接収入から事業直接費を差し引いた事業直接収益は、2億9,334万3,637円となっております。その下の事業管理費は、人件費や施設管理費、減価償却費など合計2億3,387万8,917円であり、事業直接収益から事業管理費を差し引いた営業利益は5,946万4,720円、これに事業外収益を加えた経常利益は6,012万9,581円でございまして、さらに特別損益を加え、法人税等を差し引いた、表、一番下でございますが、当期純利益といたしましては3,987万7,927円となりまして、これは対前期比で4.8%の増でございました。 9ページをお願いいたします。 利益金の処分についてでございます。前期繰越利益剰余金から別途積立金繰入金を差し引き、当期利益金を加えた、当期未処分利益剰余金2億5,731万2,331円の処分といたしまして、将来の設備更新などに備えるための別途積立金に3,000万円、次期繰越利益剰余金に2億2,731万2,331円とするものでございます。 以上が、平成25事業年度の報告でございます。 次に、平成26事業年度の事業計画および収支予算についてご説明させていただきます。 10ページをお願いいたします。 平成26事業年度の事業計画でございます。 近年、情報通信機器では、パソコンからスマートフォンやタブレット型の端末の利用が大きく増加しております。テレビを取り巻く環境につきましては、新しい技術が次々開発される一方で、人口減少による契約世帯数の減少も予想され、また、今年度からは地上波民間放送団体への著作権等使用料の支払いが決定していることなど、経営環境が一段と厳しくなる状況であることを踏まえまして、経営体質の強化と、さらに地域に密着した業務運営を目指すこととしております。 自主放送における災害時の緊急放送体制の充実、地域に密着した自主放送番組の制作に努めることとしているほか、11ページになりますが、顧客サービスの向上として、インターネット契約におけるタブレット専用プランの新設やタブレット教室の開催など、顧客ニーズに応えるとともに、地元局ならではの親切丁寧な対応と、トラブルの迅速な対応を図っていくことといたしております。 また、社員を専門的知識・技能の習得、レベルアップを図るための研修に積極的に派遣するなど、人材の育成にも積極的に取り組むことといたしております。 12ページは、平成26年度第22期の収支予算でございます。 事業直接収入は3億7,390万円で、事業直接費9,100万円を差し引いた事業直接収益は、2億8,290万円を見込んでおります。事業管理費は2億4,980万円で、事業直接収益から事業管理費を差し引いた営業利益は、3,310万円、その下の事業外収入を加え、事業外費用を差し引いた経常利益としては、3,190万円を見込んでおり、さらに法人税等を差し引いた表一番下の当期純利益といたしましては、1,914万円を見込んでいるところでございます。 以上、報告第8号株式会社ケーブルテレビ若狭小浜経営状況の報告についての説明とさせていただきます。 報告第3号から報告第8号までの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 産業部長、藤本君。 ◎産業部長(藤本周次君) 続きまして、報告第9号小浜市総合卸売市場株式会社経営状況の報告につきまして、ご報告をさせていただきます。 最初に、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの第32期営業報告書に基づきまして、ご説明させていただきます。 営業報告書1ページをお願いいたします。 最初に営業の概要でございますが、卸売市場は、生鮮食料品等の流通の基幹的インフラとして、食料を円滑かつ安定的に供給する公的な役割を担っております。我が国の経済は、アベノミクスへの期待感から、デフレ脱却、円安と少し明るさが見えてきているものの、地方では景気の回復の実感が乏しいのが現実でございます。このような経済状況の中でございますが、卸売市場におきましては、流通体系の変化、買受人の減少、産地直販、市場外流通等の影響により、売上高も年々減少している状況でございます。しかしながら、当市場は、消費者に安全な食品を提供することを基本とし、若狭一円の消費市場として公共的使命を果たすべく努力してまいりました。 こうした中、平成25年度当期純利益は156万円余りを計上することができました。平成25年度の取扱数量でございますが、青果部、水産部合計で対前年度比11.4%減、3,033トンで、取扱金額につきましては、1.8%減の15億5,227万9,000円でございました。 次に、5ページをお願いいたします。 5ページは貸借対照表でございますが、最初に資産の部についてでございます。1、流動資産合計では2,532万3,410円でございまして、内訳につきましては、現金以下、記載のとおりでございます。有形固定資産でございますが、1億5,129万9,700円で、内訳につきましては、土地以下、記載のとおりでございます。無形固定資産につきましては、電話加入権でございまして、8万300円でございます。投資その他の資産につきましては、出資金でございまして、5万円でございます。固定資産合計では、1億5,143万円でございます。資産合計といたしましては、1億7,675万3,410円でございます。 次に、右側の負債および純資産でございますが、まず負債の部でございます。流動負債は387万9,038円でございまして、内訳につきましては、未払金以下、記載のとおりでございます。固定負債につきましては2,515万円でございまして、長期借入金以下、記載のとおりでございます。負債合計では、2,902万9,038円でございます。純資産の部でございますが、まず資本金といたしまして8,000万円、利益剰余金といたしまして6,772万4,372円でございまして、純資産合計1億4,772万4,372円となります。負債・純資産合計では、1億7,675万3,410円でございます。 次のページ、6ページをお願いいたします。 平成25年度損益計算書でございますが、まず営業損益の部でございます。営業収益で市場使用料が325万2,484円、施設使用料が1,207万6,860円となり、営業収益の合計では1,532万9,344円となりました。次に、営業費用でございますが、一般管理費合計で1,346万9,805円、内訳につきましては、給料および手当以下、記載のとおりでございます。営業利益は、営業収益から営業費用を差し引きました185万9,539円でございます。営業外損益の部でございますが、営業外収益では74万3,073円、営業外費用では40万5,436円となりました。したがいまして、経常利益は、営業利益と営業外収益を加えましたものから営業外費用を差し引きました、219万7,176円となりました。当期純利益につきましては、経常利益から法人税等充当金63万2,700円を差し引きました、156万4,476円が当期純利益となるものでございます。 続きまして、10ページをお願いいたします。 10ページは株式資本等変動計算書でございますが、一番右の純資産合計といたしまして、当期末残高1億4,772万4,372円となっております。 次のページ、11ページをお願いいたします。 利益剰余金の内訳でございますが、当期末残高が6,772万4,372円となり、次期の繰越利益とさせていただきたいと思います。 これで、第32期の営業報告を終わらせていただきまして、続きまして、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第33期の事業計画につきましてご説明を申し上げます。 計画書の1ページをお願いいたします。 最初に事業計画でございますが、社会経済状況におきましては、地方ではまだまだ景気の回復の実感がない中、少子高齢化の進展、国民の生活意識の変化により、流通構造が大きく変化をしてきております。このような状況の中、卸売市場は、食の安全、安心、環境を考慮することが重要でございまして、消費者ニーズを的確に捉えた細かなサービスにも取り組みながら、市場経営の安定を図り、諸課題に積極的に取り組んでまいります。 当市場も33期を迎えまして、本年度は3つの項目を重点に、事業の推進を図ることとしております。1つ目は市場関係者の連携強化、2つ目は意識の改革と経費削減、3つ目は市場の運営、施設の整備、環境の徹定を図るとしておるものでございます。 次に、年間取扱高目標でございますが、青果部で7億4,200万円、水産部で8億8,840万円、合計で16億3,040万円を設定させていただきました。 次に、2ページでございますが、営業収支予算でございます。 収入の部でございますが、まず市場使用料が407万6,000円、これにつきましては、年間取扱高の1000分の2.5が使用料となってございます。施設使用料でございますが、1,294万3,000円。これは、青果部、水産部および関連の10店舗分の使用料でございます。利子補給金33万2,000円、雑収入43万2,000円を合わせまして、収入合計として1,778万3,000円でございます。 次のページ、3ページをお願いいたします。 支出の部でございますが、管理費として、21科目の合計で1,487万8,000円でございまして、内訳につきましては、給料および手当以下、記載のとおりでございます。支払利息が33万2,000円、法人税等が63万3,000円としまして、支出合計で1,584万3,000円でございます。収入予定合計1,778万3,000円から支出予定合計1,584万3,000円を差し引きまして、当期純利益予定額として、194万円とさせていただいたものでございます。 以上で、小浜市総合卸売市場株式会社の経営状況の報告を終わらせていただきます。 続きまして、報告第10号株式会社まちづくり小浜の経営状況について、ご報告させていただきます。 最初に、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの第4期営業報告書に基づきまして、説明をさせていただきます。 営業報告書1ページをお願いいたします。 まずは、1番の営業の概要でございますが、平成25年度末に道の駅「若狭おばま」は開業3周年を迎えました。小浜インターチェンジのそばにある道の駅として認知度も深まりまして、道の駅単独の売り上げで1億1,300万円を上回りました。また、3月中旬には、道の駅の物販施設が増床リニューアルされまして、イートインコーナーと売り場面積の拡大が図られました。また、おばま観光局では、観光を切り口として、地域経済を発展させるため、市民、団体、事業者、行政の協力のもと、滞在型、体験型観光の促進のための食育ツーリズム、まち歩き観光事業といった誘客ツーリズム商品の開発、まちづくり幹事会の活動、体験イベント、体験農園などの地域活性化への取り組みや、各種まちづくりプロジェクトへの参画などを実施いたしました。 次に、2番の主な取り組みにつきましては、1つ目の道の駅「若狭おばま」の営業・経営では、道の駅も3周年を迎え、夏場の7月と9月に対前年同月比を下回りましたが、他の月は対前年比10%前後の伸びを記録いたしまして、売上額が昨年度の800万円近く上回りまして、売上総額が1億1,300万円を超えたところでございます。また、販売のアイテム数につきましても、道の駅当初開設時に比べまして拡大しておりまして、販売促進活動の改善に取り組みを行いました。具体的に取り組みました施策につきましては、増床リニューアル、新商品の開発販売、次の2ページになりますが、歳時記にあわせました季節フェアの開催、インターネット通販、マーケティングング分析・経営分析と改善策の実施、広告広報、販売促進策の実施にそれぞれ取り組みをさせていただきました。 2つ目の小浜のグルメ、おばま観光局独自商品の開発販売では、「お水送りの国若狭小浜の水」の製造販売の継続、地場の食材を使いましたご当地グルメ商品の開発、販売促進に取り組みを行いました。 3つ目に、観光誘客ツーリズム商品の開発・発信事業では、食育ツーリズムの実施、小浜ぶらりの6つのコースの設定、次の3ページになりますが、若狭おばまお魚祭りの開催、てんこもり小浜フェスタの実施、鯖寿司食べ歩きスタンプラリーの実施、最後に、冬のとらふぐキャンペーンに取り組みを行いました。 4つ目に、地域活性化体験プログラム開発の取り組みでは、まちづくり市民幹事会での里山プロジェクトや海プロジェクトの実施、次の4ページになりますが、食などの体験プログラムの実施、ミチフリマーケットと朝市の開催、市民農園大地の恵みの管理運営、小浜・鯖街道・京都「食」でつなぐプロジェクトの実施に取り組みを行いました。 5つ目に、駐車場の指定管理事業では、今年度では、公立小浜病院の工事終了の関係等々もございまして、売り上げがダウンしておりますことから、顧客の新規開拓が今後の課題となっておるものでございます。 次のページ、5ページをお願いいたします。 3、平成25年度の損益状況でございますが、(1)株式会社まちづくり小浜の全体の損益状況での経常利益につきましては、平成25年度は186万24円となりました。(2)以降は、それぞれ主な勘定科目の損益勘定を参考に記載しておりまして、観光局本部の損益状況では、経常利益がマイナス782万8,161円、道の駅「若狭おばま」の損益状況では、経常利益は1,115万693円、駐車場の損益状況では、経常利益マイナス36万2,060円でございます。 次に、決算書の1ページをお願いします。 貸借対照表でございますが、資産の部におきましては、1、流動資産は4,632万8,897円で、内訳につきましては、現金および預金以下、記載のとおりでございます。2、固定資産は455万1,078円で、そのうち有形固定資産で450万657円、内訳につきましては、建物以下、記載のとおりでございます。無形固定資産は、ソフトウエア2万4,700円でございます。投資その他の資産は2万5,721円で、内訳につきましては、差入保証金以下、記載のとおりでございます。資産の部、合計5,087万9,975円でございます。 次に、右側の負債および純資産の部でございます。右の方をごらんになってください。まず負債の部、1、流動負債は2,201万7,546円で、内訳につきましては、買掛金以下、記載のとおりでございます。2、固定負債は長期未払金、リース料でございまして、96万750円でございます。負債の部の合計は、2,297万8,296円でございます。 次に、純資産の部でございますが、1、株主資本は2,790万1,679円で、その内訳につきましては、資本金で2,500万円、利益剰余金で290万1,679円でございます。純資産の部、合計は2,790万1,679円となり、負債純資産の部、合計で、5,087万9,975円となりました。 次のページをお願いします。 損益計算書でございます。最初に、1、売上高は合計で1億5,860万8,262円で、内訳は売上高、受託事業収入、指定管理料収入などでございます。次に、2、売上原価でございますが、合計で8,007万6,599円で、内訳は独自仕入れ、消化仕入れなど、記載のとおりでございます。したがいまして、売上総利益は7,853万1,663円となりました。3、販売費および一般管理費は7,680万1,023円で、その内訳につきましては、右側の3ページの販売費および一般管理費の計算内訳のとおりでございまして、給与、手当ほか25の科目の合計となってございます。 左側に戻っていただきまして、売上総利益から販売費および一般管理費を差し引きました営業利益は、173万640円でございます。4、営業外収益は25万5,596円で、内訳は受取利息ほか、記載のとおりでございます。5、営業外費用は12万6,212円で、雑損失ほか、記載のとおりでございます。 営業利益および営業外収益の合計から営業外費用を差し引きました186万24円が経常利益となり、法人税住民税および事業税62万2,817円を差し引きました、123万7,207円が当期純利益でございます。 次に、4ページをお願いいたします。 株主資本等変動計算書でございますが、株主資本の当期末残高は、2,790万1,679円となってございます。 以上で、第4期の営業報告を終わらせていただきまして、続きまして、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第5期の事業計画について、ご説明させていただきます。 事業計画書をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。 まず、事業計画の概要でございますが、平成26年度は、おばま観光局がスタートして5期目を迎えます。また、道の駅「若狭おばま」がオープンして4年目を迎えます。舞鶴若狭自動車道全線開通を夏に控えまして、大変重要な節目の年となると考えております。売り場などの面積が昨年度拡大されまして、道の駅の飲食、物販売り上げ、収益のさらなる向上や、おばま観光局独自商品、独自事業の拡大などによりまして、おばま観光局が自立可能な組織となる、道筋をつける年と考えております。 舞鶴若狭自動車道全線開通および北陸新幹線金沢開業は、中京北陸などの新規顧客獲得のチャンスと考えておりますが、道の駅「若狭おばま」におけます来場者アンケートを分析いたしますと、小浜インターの始点終点駅効果がなくなり、鳥取、出雲などの中国方面に素通りされることも一部危惧されているところでございます。小浜市全体が、滞在型、目的地型の観光コンテンツの魅力づけをさらに強化していく施策に取り組んでいくことが重要と考えております。 具体的には、自主事業として、小浜の観光おもてなしプランの充実、海や食体験観光基盤整備、御食国食めぐりプラン発信などの各事業によりまして、まちづくりを推進するということとしております。同時に、道の駅「若狭おばま」では、市内各地の観光案内、情報受発信、新商品開発、商品販売、市内各地、各組織と連携しました体験イベントの充実などによりまして、地域活性化への取り組みを進めることとしております。また、市民や各種団体との協働により、道の駅イベントの定例開催の強化、まちづくり市民幹事会や各種プロジェクトを中心とする市民グループ等のネットワークの形成と連携強化などにつきましても、推進することとしておるものでございます。 次のページ、2ページをお願いいたします。 2といたしまして、主な事業の取り組みにつきましては、1つ目に、道の駅若狭おばまの営業と経営でございますが、増床リニューアルに伴います売り上げアップ、利益率アップの実現、新商品、新アイテムの導入、店舗の魅力づくりを進展、マーケティング分析、経営分析と改善策の実施、今後のさまざまな環境変化を見据えた観光情報の発信、広告広報、販売促進策の実行について取り組みます。 次のページをお願いいたします。 2つ目に、おばまのグルメ、おばま観光局独自商品の開発販売では、独自開発商品の開発販売、各種組織との連携による商品開発販売に取り組みます。3つ目に、観光誘客ツーリズム商品の開発・発信事業では、小浜観光もてなしプランの充実、ガイドツアーの実施、海や食体験観光基盤の整備、次の4ページになりますが、御食国食めぐりプランの発信、通年型および季節のキャンペーンに応じましたプログラム開発に取り組む予定でございます。 4つ目に、地域活性化への取り組みでは、まちづくり市民幹事会での里山、海、まちプロジェクトの実施、体験型イベントの充実、ミチフリマーケット&朝市の充実、市民農園大地の恵みの管理運営、同志社大学ゼミとの交流に取り組みをさせていただこうと思っております。 5つ目に、駐車場事業の発展とさらなる事業拡大では、昨年度売り上げがダウンしましたことから、販売促進サービスの向上などにより、顧客の新規開拓および利用率の向上に取り組みさせていただきたいと考えております。 次に、右側の5ページをお願いいたします。 第5期の予定損益計算書でございますが、まず売上高合計は、道の駅等売上高を第4期の決算額に比べて約6%拡大することを目標とし、1億2,000万円を見込んでおります。駐車場売り上げ、その他の1,971万円との合計で、売上高を1億3,971万円と見込んでおるものでございます。その下の受託事業収入、指定管理料収入1,020万円、さらに補助金事業収入1,660万円を加えました売上高計では、1億6,651万円としております。 次に、売上原価でございますが、仕入れ高8,520万円ほか、棚卸高の差し引きを合わせませて、8,509万6,751円と売上原価を見込んでおりまして、したがいまして、売上総利益は8,141万3,249円と見込んでおります。販売費および一般管理費につきましては7,889万円と見込み、売上総利益から販売費および一般管理費を差し引きました営業利益は、252万3,249円としております。法人税、住民税および事業税を85万円としており、差し引きました167万3,249円を当期純利益としているものでございます。 以上で、株式会社まちづくり小浜経営状況の報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(池尾正彦君) 総務部長、仲野君。 ◎総務部長(仲野郁夫君) それでは、報告第11号小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂の報告について説明させていただきます。 小浜市議会基本条例第11条第1項の規定により、小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂についてご報告させていただくものでございます。 改訂に至る経緯でございますが、国の原子力災害対策指針、防災基本計画、県の地域防災計画の改訂を受けまして、平成26年3月3日に小浜市防災会議を開催し、その後、3月7日から27日までの21日間、パブリックコメントを実施し、5月1日に開催された小浜市防災会議において、小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂を行いました。 主な改訂の内容でございますが、改訂後の小浜市地域防災計画(原子力災害対策編)をごらんいただきたいと思います。 3ページをお願いいたします。 第1章総則、第1節計画の方針、第4計画を定めるに当たっての基本方針、(2)原子力災害対策重点区域の設定におきまして、従来の防災対策を重点的に実施すべき区域(EPZ)、これは対象発電所からおおむね半径10キロメートルとされていますが、これにかえまして、国の原子力災害対策指針に基づきまして、原子力災害対策重点区域として、予防的防護措置を準備する区域(PAZ)、対象発電所からおおむね半径5キロメートルおよび緊急時防護措置を準備する区域(UPZ)、対象発電所からおおむね半径30キロメートルを設定いたしております。 4ページをお願いいたします。 表1では、原子力事業所ごとに、PAZ地域、UPZ地域を定めております。 6ページをお願いいたします。 第1章、第1節、第4、(4)緊急事態における防護措置実施の基本的考え方、イ、(ア)緊急事態区分および緊急時活動レベル(EAL)において、緊急事態等の区分および配備態勢について、従来の区分にかえまして、国の原子力災害対策指針に基づき、情報収集体制、警戒事態、施設敷地緊急事態および全面緊急事態に区分し、緊急事態の区分を判断するための原子力施設の状態等に基づく緊急時活動レベル(EAL)を炉型ごとに詳細に設定いたしております。 続きまして8ページから19ページまでの表2。ここでは、各緊急事態区分を判断するEALの枠組みを定めております。 20ページをお願いいたします。 第1章、第1節、第4、(4)、イ、(イ)運用上の介入レベル(OIL)において、従来の予測線量に基づく防護措置の基準にかえまして、国の原子力災害対策指針に基づき、緊急時活動レベル(EAL)および運用上の介入レベル(OIL)に基づく、防護措置の基準を設定いたしております。 21ページから22ページまでの表3では、OILと防護措置について定めています。 続きまして、38ページをお願いします。 第2章原子力災害事前対策、第1節原子力防災体制の整備、第5避難収容活動体制の整備、(1)避難計画の策定等や、また、95ページから105ページにかけまして、第3章緊急事態応急対策、第5節避難、屋内待避等の防護措置、ここにおきまして、避難等について定めております。 49ページをお願いいたします。 第2章、第6節緊急時モニタリング体制の整備、また、90ページ、第3章、第3節緊急時モニタリングの実施におきまして、国の総括のもと、緊急時モニタリングセンターが緊急時モニタリングを実施することを定めております。 52ページから53ページまででは、第2章、第7節緊急被ばく医療体制の整備、第3緊急被ばく医療資機材等の整備、(3)安定ヨウ素剤の予防服用体制の整備、また、109ページから110ページまでは、第3章、第8節緊急被ばく医療活動、第3緊急被ばく医療措置、(2)安定ヨウ素剤の服用におきまして、PAZ圏内については、県と連携し、医師が関与し、事前配布をすること。全面緊急事態においては、国の原子力災害対策本部が服用指示を行うこと、また、PAZ圏外については、原子力規制委員会が配布、服用の必要性を判断し、国の原子力災害対策本部または独自の判断により配布、服用指示を行うことを定めております。 62ページをお願いいたします。 第2章、第12節要配慮者に配慮した原子力災害事前対策、また、118ページ、第3章、第12節要配慮者に配慮した応急対策等におきまして、災害対策基本法の改正に伴い、災害時要援護者を要配慮者に改めさせていただいております。 以上、報告第11号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより、質疑に入ります。 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) 少しお尋ねしたいと思います。 ただいまご報告がありました、報告第11号、小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂の報告について、お尋ねしたいと思います。 先ほどの全員協議会でも少しお尋ねしたわけでございますが、今、1章、2章、3章と概略を説明いただいたわけですが、その中で、第2章原子力災害事前対策といたしまして、避難計画の策定がうたわれているわけです。そして、今日まで新聞報道等で、県内避難の場合、あるいは広域避難の場合が示されておるわけでございますが、これからということやと思うわけでございますが、そうしまして、規制庁原子力防災課によりますと、避難ルート、移動手段の確保、放射性物質を除去するスクリーニングの実施場所等、最終的には避難計画という形で自治体に決定してもらうと、こういうような見解を報道されているわけでございます。そして、市民の中では、新聞報道で、ここでも示されていますように、今日まで新聞報道で、県内ですと、小浜市の場合は鯖江市、越前市、県外ですと兵庫県豊岡市、そして姫路市等、9市町が新聞なんかでも報道されとるわけですが、そうした中で、この本市議会におきまして、3月議会において、市民の安全安心の確保に全力で取り組んでおりますが、市民避難が実施可能な実効性のある避難計画や、道路、移動手段の確保等、一市町では対応できない問題が生じておるということで、実効性のある避難計画となるよう、自治体の地域防災計画等、そしてまた避難計画の策定についてきめ細かく対応するように、本議会としても、国に対して強く求める意見書を要望という形で出しているわけでございます。 そこでお尋ねするわけですか、こういった避難計画は、いつごろ市民の皆さんに示され、そして周知を図られるのか、その1点だけお尋ねしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、天谷君。 ◎総務部次長(天谷祥直君) 本年3月に、県が地域防災計画(原子力災害対策編)に基づきまして、福井県広域避難計画要綱を策定いたしました。しかし、その要綱では、安定ヨウ素剤の配布場所やスクリーニングの実施場所などが具体的に示されておりません。小浜市の避難計画の策定につきましては、そのような県の要綱における課題に対する対応が具体的に示された後、各地域からの避難ルートなどを含めて、市として早期に策定してまいりたいと考えております。 広域避難計画の市民への周知の方法につきましては、市公式ホームページなどでの公開はもちろんのこと、各地区へ出向いて説明しなければならないと考えております。 以上です。 ○議長(池尾正彦君) 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) 大体、目途として、いつごろを想定されておるのか、その点だけ少し教えていただきたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、天谷君。 ◎総務部次長(天谷祥直君) 時期につきましては、今、県の動きを注視しながらしていきたいと思っておりますが、まだちょっと県の方の明確な答えが出ておりませんので、この段階では時期的な明確なお知らせは、ちょっと、お願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) ほかに質疑はありませんか。 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) ただいま清水議員の方からもございましたけれども、報告第11号小浜市地域防災計画(原子力災害編)の改訂の報告についてということで、38ページに避難計画の策定ということで、小浜市は、屋内退避および避難誘導のための計画を策定するものとするということを明記されております。そして、PAZ圏内においては、原子力災害対策指針に基づき、迅速な避難を行うための避難計画をあらかじめ策定し、施設敷地緊急事態発生時には、施設敷地緊急事態要避難者の避難、原子力緊急事態宣言発出時には、直ちにPAZ圏内の住民等の避難が直ちに可能な体制を構築するものとするというふうに明記されております。そしてまた、PAZ圏外においては、原子力災害対策指針に基づき、段階的な避難やOILに基づく防護措置を実施するまでの間は屋内退避を行うことを原則とし、広域避難計画を策定するものとするというふうに明記されております。 それで、この小浜市の避難計画の策定について、今、清水議員もお聞きになりましたけれども、もう少し踏み込んだ答弁をお願いしたいと思います。策定の状況がどの程度のものなのかということで、お願いしたいと思います。今、市民が一番注視しているのは、避難計画の策定の部分じゃないかと思うので、その辺をお伺いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、天谷君。 ◎総務部次長(天谷祥直君) 小浜市におけます避難計画の策定につきましては、県の広域避難計画要綱における課題となっております、安定ヨウ素剤の配布場所やスクリーニングの実施場所などが具体的に示された後、早期に策定していきたいというふうに考えております。 ○議長(池尾正彦君) 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) それでは、次の質問をさせていただきます。 保育園や学校にいる間の子供たち、要援護者、施設入所者、病院の入院患者の避難についてお尋ねいたします。 この要援護者、それから病院の入院患者、それから学校の授業中に災害が起きた場合、事故が起きた場合、どのように避難するのか。これも市民が注視をしているところでございますが、この辺の策定状況とか、それからどのような避難をするのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、天谷君。 ◎総務部次長(天谷祥直君) 医療機関や社会福祉施設などにおける避難については、県の関係所管から各施設に対して、ガイドラインが示されたところでございます。そのガイドラインには、施設管理者や施設の職員、施設利用者の役割や、緊急連絡体制、入所者情報の整理、避難に当たってどのような支援が必要となるかに応じた避難方法、避難中のケアなどを定めることとなっております。また、小中学校や、幼稚園、保育園等に対しては、今後、早期に、県の関係部署からガイドラインが示されると聞いております。 今後、市といたしましても、市内の対象となる施設に対して、県と連携をとりながら、原子力災害時避難計画が早期に作成されるよう支援してまいりたいと考えております。 ○議長(池尾正彦君) 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) それでは、3点目、最後の質問でございます。 原発から5キロ圏の住民に対して、計画で決めている安定ヨウ素剤の事前配布について、お尋ねをいたします。 また、原子力規制庁が、最近、自治体職員を集めて開催いたしました模擬説明会や事前配布とは別に、避難経路上に設ける配布場所についても、現状といいますか、今の状況はどのようになっているのかお尋ねをいたします。 特に、先ほども申し上げました、国の方で開催いたしました模擬説明会ということがありますが、その辺のところ、国がどのように、この5キロ圏の安定ヨウ素剤の配布については考えておるのか、お伺いをいたします。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、天谷君。 ◎総務部次長(天谷祥直君) 5月23日に東京で実施されました安定ヨウ素剤の住民への事前配布の模擬説明会には、私を含めまして、2名の職員が参加いたしました。模擬説明会では、年齢の考え方など、自治体の判断によるというようなものがございまして、我々といたしましても、国の責任において明確にしていただきたいということも要望してまいりましたところでございます。第2回の開催に向けてのアンケートも実施されておりまして、今回の模擬説明会を踏まえて、第2回が実施されるというふうに考えております。 また、避難経路上での安定ヨウ素剤の配布につきましては、今後、県と協議をいたしまして、配布場所を決めてまいります。 以上です。 ○議長(池尾正彦君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第31号から議案第34号まで ○議長(池尾正彦君) 日程第3 議案第31号専決処分につき承認を求めることについて(平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号))より議案第34号専決処分につき承認を求めることについて(小浜市都市計画税条例の一部改正について)までを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第31号から議案第34号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 議案第31号から議案第34号までの専決処分につき承認を求めることについてでございますが、平成26年3月31日付をもって、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。 これらの内容につきまして、ご説明申し上げます。 議案第31号は、平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号)の専決処分でございまして、3月定例議会終了後、地方譲与税、地方交付税などの歳入財源が確定したことによる補正でございます。 次に、議案第32号は、小浜市市税条例等の一部改正の専決処分でございまして、地方税法等の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い、所要の改正をさせていただいたものでございます。 次に、議案第33号は、小浜市国民健康保険税条例の一部改正の専決処分でございまして、地方税法施行令の一部を改正する政令等が施行されたことに伴い、所要の改正をさせていただいたものでございます。 次に、議案第34号は、小浜市都市計画税条例の一部改正の専決処分でございまして、地方税法等の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い、所要の改正をさせていただいたものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましてはこの後、担当職員からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、南谷君。 ◎企画部長(南谷憲児君) それでは、議案第31号専決処分につき承認を求めることについて(平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号))についてご説明させていただきます。 平成25年度補正予算書の1ページをお願いいたします。 専決第2号平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号)についてでございます。 平成26年3月31日付で専決処分を行ったものでございます。 今回の補正は、歳入の確定により財源の補正を行うものでございまして、歳入歳出予算の総額に変更はございません。歳入予算の補正につきましては、款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入予算の金額は、第1表歳入予算補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、いずれも額の確定による補正でございます。補正予算額といたしましては、第2款地方譲与税が地方揮発油譲与税および自動車重量譲与税、あわせて339万1,000円の減額、第3款利子割交付金が66万9,000円の追加、第4款配当割交付金が883万2,000円の追加、第5款株式等譲渡所得割交付金が2,300万8,000円の追加、第6款地方消費税交付金が1,838万7,000円の減額、第7款自動車取得税交付金が242万5,000円の減額、第9款地方交付税が1億9,880万8,000円の追加で、その内訳は、普通交付税が489万7,000円の追加、特別交付税が1億9,391万2,000円の追加でございます。第10款交通安全対策特別交付金が7万8,000円の減額、第14款県支出金は、第2項県補助金が核燃料税交付金で1,674万4,000円の減額でございます。第17款繰入金は、第2項基金繰入金が1億9,758万7,000円の減額でございますが、これは災害復旧費に充当するため4億円を予定しておりました財政調整基金の取り崩しを、他の歳入の増額分だけ減額するものでございまして、これにより、最終的に2億241万3,000円の取り崩しにとどめるものでございます。第19款諸収入は、第5項雑入が729万5,000円の追加で、その内訳といたしましては、福井県市町振興協会市町交付金が618万4,000円、台風18号災害見舞金が111万1,000円の追加でございます。 以上、歳入合計では、補正予算額ゼロとなるものでございます。 次に予算に関する説明書の4ページ、5ページをごらん願います。 歳出についてでございますが、第9款消防費、第10款教育費、第11款災害復旧費におきまして、歳出予算として増額はございませんが、歳入予算の補正に伴いまして、表の5ページ側の記載のとおり、財源の振りかえを行っております。 以上、議案第31号に関する説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 総務部長、仲野君。 ◎総務部長(仲野郁夫君) それでは、議案第32号から議案第34号までにつきましてご説明申し上げます。 お手元の議案書をごらんください。 1ページをお願いいたします。 議案第32号専決処分につき承認を求めることについてですが、2ページに記載しています専決第3号に係るものでございまして、小浜市市税条例等の一部改正について、平成26年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。 提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律等が、平成26年3月31日に公布されたことに伴う所要の改正でございます。 3ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、2条だけの改正となっております。第1条の小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、附則第8条第1項につきましては、肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例について、適用期限を平成30年度まで3年間延長するものでございます。 附則第10条の2につきましては、公害防止用施設設備等に係る固定資産税の特例措置等にわがまち特例を導入するものでございます。第1項といたしまして、水質汚濁防止法の汚水または廃液の処理施設について、固定資産税の課税標準を3分の1とし、第2項といたしまして、大気汚染防止法の指定物質の排出抑制施設について、固定資産税の課税標準を2分の1とし、第3項といたしまして、土壌汚染対策法の特定有害物質の排出抑制施設について、固定資産税の課税標準を2分の1とし、それらの対象資産の取得期限を平成28年3月31日まで2年間延長するため、規定を追加するものでございます。 附則第10条の2第7項につきましては、平成26年4月1日から平成29年3月31日までの間に取得した水防法の地下街等における浸水防止用設備について、取得後5年度分の固定資産税の課税標準を3分の2とする特例、同条第8項は平成26年4月1日から平成29年3月31日までの間に新たに取得したノンフロン製品について、取得後3年度分の固定資産税の課税標準を4分の3とする特例を設けるため、項を追加するものでございます。 次に、附則第10条の3につきましては、耐震改修が行われた要安全確認計画記載建築物等に対する固定資産税の減額措置に関する規定を第9項として追加するもので、平成26年4月1日から平成29年3月31日までの間に、政府の補助を受けて耐震改修が行われた不特定多数の者が利用する大規模な既存建築物等のうち、耐震基準適合家屋であるものについて、耐震改修が完了した年の翌年度から2年度分の固定資産税の税額の2分の1を減額するものでございます。 4ページをお願いいたします。 附則第17条の2第1項および第2項につきましは、有料住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る市民税の課税の特例について、適用期限を平成29年度まで3年間延長するものでございます。 続きまして、第2条の小浜市市税条例の一部を改正する条例(平成25年小浜市条例第21号)の一部改正につきましては、地方税法等の一部を改正する法律(平成26年(法律)第4号)附則第23条におきまして、地方税法の一部を改正する法律(平成25年(法律)第3号)の一部改正が行われたことに伴いまして、関係する規定の整備を行うものでございまして、附則第20条の5を削る改正規定の次に附則第21条の2の一部を改正する規定を追加し、一部改正条例の附則第1条および第2条について、関係規定の整備を行うものでございます。その他、地方税法等の一部改正に伴い、関係規定の整備を行っております。 5ページをお願いいたします。 附則といたしまして、第1条で施行期日を定め、第2条で市民税に関する経過措置を、第3条で固定資産税に関する経過措置を定めております。 次に、7ページをお願いいたします。 議案第33号専決処分につき承認を求めることについてですが、8ページに記載しています専決第4号に係るもので、小浜市国民健康保険税条例の一部改正について、平成26年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。 提案理由は、地方税法施行令の一部を改正する政令等が、平成26年3月31日に公布されたことに伴う所要の改正でございます。 9ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、第2条につきましては、国民健康保険税の後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を14万円から16万円に、介護納付金課税額に係る課税限度額を12万円から14万円に引き上げるものでございます。第18条につきましては、地方税法施行規則の改正に伴う引用条項の整備でございます。第23条につきましては、国民健康保険税の被保険者均等割額および世帯別平等割額を軽減する所得判定基準につきまして、第2号で、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定につきまして、24万5,000円を乗ずる被保険者数に世帯主を含めるとともに、第3号で、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定につきまして、被保険者数に乗ずる金額を現行の35万円から45万円に引き上げることによりまして、軽減措置の対象となる世帯を拡大するものでございます。 附則といたしまして、第1条で施行期日を定め、第2条で適用区分を定めております。 続きまして10ページをお願いいたします。 議案第34号専決処分につき承認を求めることについてですが、11ページに記載しております専決第5号に係るもので、小浜市都市計画税条例の一部改正について、平成26年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。 提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律等が平成26年3月31日に公布されたことに伴う所要の改正でございます。 12ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、附則第2項については、地方税法附則第15条の改正に伴い、引用条項の整理を行うものでございます。附則第10項につきましては、地方税法附則第15条の改正に伴いまして、引用条項の整理を行うとともに、都市再生特別措置法の改正により規定される認定誘導事業者が認定誘導事業により平成28年3月31日までの間に新たに取得した一定の公共施設等の用に供する家屋につきまして、都市計画税の課税標準額を5年度分、価格の5分の4とする特例を設けるものでございます。 附則として、第1項で施行期日を定め、第2項および第3項で経過措置を定めております。 以上、議案第32号から議案第34号までの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第31号専決処分につき承認を求めることについて(平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号))より議案第34号専決処分につき承認を求めることについて(小浜市都市計画税条例の一部改正について)までは、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議はありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第31号より議案第34号までは、委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。この採決は、採決表示システムにより行いたいと思います。 議案第31号専決処分につき承認を求めることについて(平成25年度小浜市一般会計補正予算(第9号))を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。よって、議案第31号は原案のとおり承認されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案32号専決処分につき承認を求めることについて(小浜市市税条例等の一部改正について)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。よって、議案第32号は原案のとおり承認されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案33号専決処分につき承認を求めることについて(小浜市国民健康保険税条例の一部改正について)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。よって、議案第33号は原案のとおり承認されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案34号専決処分につき承認を求めることについて(小浜市都市計画税条例の一部改正について)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。よって、議案第34号は原案のとおり承認されました。 △議案第35号 ○議長(池尾正彦君) 日程第4 議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第35号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)でございますが、当初予算を議決いただいてからまだ日も浅いのですが、緊急を要します事業等を推進するため、歳入歳出それぞれ1,787万4,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ147億9,587万4,000円とさせていただくものです。 歳出補正の主なものといたしましては、人魚の浜に堆積した流木等漂着物の撤去処分を実施する人魚の浜施設管理経費、7月20日に全線開通する舞鶴若狭自動車道の開通記念イベントや開通PRを実施する舞鶴若狭自動車道全線開通記念行事、舞鶴若狭自動車道全線開通前に本線を利用したウオーキング大会等を実施する舞鶴若狭自動車道全線開通プレイベント事業等に所要額を計上させていただきました。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後、担当職員からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、南谷君。 ◎企画部長(南谷憲児君) それでは、議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)についてご説明させていただきます。 平成26年度6月補正予算書その1の1ページをお願いいたします。 平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,787万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ147億9,587万4,000円とするものございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、補正予算額は第14款県支出金、第3項委託金が海岸漂着物地域対策推進事業委託金で1,050万8,000円の追加、第18款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で736万6,000円の追加でございます。 以上、歳入合計で1,787万4,000円の追加となるものでございます。 次に、3ページ、歳出でございますが、補正予算額は、第6款農林水産業費、第3項水産業費が、田烏海岸に堆積した災害関連の土砂を海開きまでに撤去処分する海岸保全施設整備事業で、126万4,000円の追加でございます。第7款商工費、第1項商工費が、7月20日に全線開通する舞鶴若狭自動車道の開通イベントや開通PRを行う舞鶴若狭自動車道全線開通記念事業や、真珠浜、人魚の浜に堆積した流木等の漂着物を海開きまでに撤去処分を行う観光施設維持管理経費等および人魚の浜施設管理経費で、1,451万円の追加でございます。第8款土木費、第4項都市計画費は、舞鶴若狭自動車道の全線開通前に高速道路本線を利用しウオーキング大会を行う舞鶴若狭自動車道全線開通プレイベント事業で、210万円の追加でございます。 以上、歳出合計で1,787万4,000円の追加となるものでございます。 以上、議案第35号に関する説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(池尾正彦君) ただいま議題となっております議案は、さきに配付いたしました議案付託表のとおり予算決算常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                           午前11時53分休憩                           午後1時45分再開 ○議長(池尾正彦君) 再開いたします。 ただいま予算決算常任委員会が開催され、議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)についての審査を行い、同委員長より報告を求められております。 お諮りいたします。この際、議案第35号を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。 よって、この際、議案第35号を日程に追加し、直ちに議題をすることに決しました。 △議案第35号 ○議長(池尾正彦君) 議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 △予算決算常任委員長の報告 ○議長(池尾正彦君) これより、予算決算常任委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長、11番、藤田善平君。 ◆11番(藤田善平君) ただいまから、予算決算常任委員会報告を行います。 今期定例会において当委員会に付託されました議案は、議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)であります。 先ほど予算決算常任委員会全体会を開催し、関係職員の出席のもと、慎重に審査をいたしましたので、その内容についてご報告を申し上げます。 初めに採決の結果を申し上げます。 議案第35号について、全委員の賛成をもって可決すべきものと決しました。なお、討論はありませんでした。 本議案につきましては、観光施設維持管理経費、人魚の浜施設管理経費、海岸保全施設整備事業や舞鶴若狭自動車道全線開通記念事業など、早期に着手を要する事業として、歳入歳出それぞれ1,787万4,000円を追加するものであります。 それでは、審査の中での各委員から出されました主な質疑や意見について、その概要を申し上げます。 舞鶴若狭自動車道全線開通記念事業400万円は、舞鶴若狭自動車道全線開通日が平成26年7月20日と正式発表されたことを受け、市内の盛り上がり、もてなし機運の醸成を図るための事業であります。この事業について、嶺南市町の取り組みはどのようになっているのか、イベントなど連携が必要だとする意見がありました。これに対し、県やネクスコとの協議を踏まえ、嶺南市町と連携した取り組みに努めたいとの答弁がありました。 また、のぼり旗を200本作成し、小浜インターからの主要箇所に立てるとのことであるが、本数が少ないのではないか、啓発に力を入れるべきだとの要望がありました。これに対し、のぼり旗の本数は少ないかもしれないが、庁舎に懸垂幕を設置したり、記念シールの作成、アドバルーンの設置など、いろんな手段で効果的に啓発に努め、誘客促進を図りたいとの答弁でした。 この他、海岸保全施設整備事業などについて、整備の必要性などについて質疑が交わされました。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、予算決算常任委員会の報告を終わります。 △委員長報告に対する質疑の省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する予算決算常任委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。 よって、本報告に対する質疑を省略することに決しました。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行いたいと思います。 議案第35号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。よって、議案第35号は原案のとおり可決することに決しました。 △議案第36号から議案第44号まで ○議長(池尾正彦君) 日程第5 議案第36号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第2号)より議案第44号小浜市溝渠占用料徴収条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました議案第36号から議案第44号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず議案第36号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出それぞれ5億1,996万8,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ153億1,584万2,000円とさせていただくものです。 歳出補正の主なものといたしましては、2015年ミラノ国際博覧会への出展の正式決定に伴う出展準備を実施する2015年ミラノ国際博覧会出展関連事業、消費税率の引き上げによる低所得者や子育て世帯への影響を緩和するための臨時措置として支給する臨時福祉給付金および子育て世帯臨時特例給付金、昨年の台風18号により被害を受けた用排水路や林道の復旧事業を行う災害復旧事業等に、所要額を計上させていただきました。 次に、議案第37号平成26年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、昨年の台風18号により湯岡水源地に流入した土砂等の処理を行うため、800万円を増額させていただくものでございます。 次に、議案第38号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、所要の改正をさせていただくもので、地方法人税の偏在是正のための措置および軽自動車税の見直し等を行うものでございます。 次に、議案第39号行政財産の使用料に関する条例の一部改正についてでございますが、消費税法の一部改正等に伴い、行政財産の使用料の算定方法について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第40号小浜市重度障がい者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正についてでございますが、障害者自立支援法一部改正に伴い、引用法律名の改正を行うものでございます。 次に、議案第41号小浜市企業振興条例の一部改正についてでございますが、日本標準産業分類の定義を統計法の規定によるものとするための改正でございます。 次に、議案第42号小浜市漁港管理条例の一部改正についてでございますが、漁港法および消費税法の一部改正等に伴い、使用料等の算定方法等について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第43号小浜市道路占用料徴収条例の一部改正についてでございますが、道路法施行令および消費税法の一部改正等により、占用物件が追加されたこと等に伴い、道路占用料について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第44号小浜市溝渠占用料徴収条例の一部改正についてでございますが、消費税法の一部改正等に伴い、溝渠占用料の算定方法について所要の改正を行うものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後、担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、南谷君。 ◎企画部長(南谷憲児君) それでは、議案第36号および第37号の2議案についてご説明させていただきます。 平成26年度6月補正予算書その2の1ページをお願いいたします。 議案第36号平成26年度小浜市一般会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1,996万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ153億1,584万2,000円とするものございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正に、また、地方債の変更は、第2表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正のまず歳入でございますが、補正予算額は第11款分担金および負担金、第1項負担金が農地災害復旧事業受益者負担金で7万5,000円の追加、第13款国庫支出金、第2項国庫補助金が臨時福祉給付金給付事務・事業費補助金などで1億6,140万円の追加、第14款県支出金が2億1,791万8,000円の追加で、その内訳は、第1項県負担金が林業施設災害復旧費負担金で8,489万9,000円の追加、第2項県補助金が自然光利用型の連棟ハウス整備事業補助金などで1億3,301万9,000円の追加、第18款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で1億176万8,000円の追加、第19款諸収入が1,310万7,000円の追加で、その内訳は、第4項受託事業収入が農林水産支援センター農地中間管理機構事業受託事業収入で170万7,000円の追加、第5項雑入が一般財団法人自治総合センターからのコミュニティ助成金などで1,140万円の追加、第20款市債、第1項市債が道路橋梁事業債などで2,570万円の追加でございます。 以上、歳入合計で5億1,996万8,000円の追加となるものでございます。 次に、3ページ、歳出でございますが、第2款総務費、第1項総務管理費は、一般財団法人自治総合センターによる事業採択を受けまして、コミュニティ活動や地域防災活動に必要な備品などの整備に対し助成を行いますコミュニティ助成事業や、新幹線若狭ルートについて市民の皆様に理解を深めていただき、地元の熱意を盛り上げるための周知活動を行う北陸新幹線建設促進事業などで、1,323万円の追加でございます。 第3款民生費は1億6,121万8,000円の追加で、その内訳といたしまして、第1項社会福祉費が、消費税率の引き上げによる低所得者への影響を緩和するために臨時給付金を支給する臨時福祉給付金の補正で1億979万4,000円の追加、第2項児童福祉費が、消費税率の引き上げによる子育て世帯への影響を緩和するために臨時給付金を支給する子育て世帯臨時特例給付金、また、民間保育所を対象とした保育士等処遇改善補助事業の補正で4,999万8,000円の追加、第3項生活保護費が、就労自立給付金の創設に伴うシステム改修を行います生活保護事務経費の補正で142万6,000円の追加でございます。 第6款農林水産業費は1億9,071万6,000円の追加で、その内訳といたしましては、第1項農業費が、農業生産法人が行います周年栽培型大規模ハウス整備を支援します自然光利用型の連棟ハウス整備事業や、農地の多面的機能の維持・発揮のための地域活動などに対して支援を行う多面的機能支払交付金事業などの補正で1億8,013万3,000円の追加、第3項水産業費が、西小川海岸保全施設の老朽化調査などを行う海岸保全施設整備事業などの補正で1,058万3,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費は、一般財団法人地域活性化センターによる事業採択を受けまして、KISUMO小浜が実施する移住交流促進に関する事業に助成を行います地域力活用支援事業や、体験観光メニューの充実のため阿納体験民宿組合が行いますシーカヤックの整備を支援する体験民宿交流促進事業、2015年ミラノ国際博への出展の正式決定に伴います出展準備経費であります2015年ミラノ国際博覧会出展関連事業などの補正でございまして、1,018万5,000円の追加でございます。 第8款土木費は2,130万1,000円の追加でございまして、その内訳といたしましては、第2項道路橋梁費が狭隘道路の改良工事などを行います社会資本整備(狭あい)の補正でございまして1,500万1,000円の追加、第4項都市計画費が、市管理の都市公園や若狭総合公園の遊具の修繕を行います公園維持管理事業および県営公園維持管理事業の補正で630万円の追加でございます。 第10款教育費、第2項小学校費は、中名田小学校の高圧受電設備等を設置する小学校施設改修事業の補正で1,015万9,000円の追加でございます。 第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費は、昨年9月の台風災害により土砂が堆積した用排水路の復旧などを行います農地農業用施設災害復旧事業(単独)と、今年度の国庫補助により対応する林道施設災害復旧事業(補助)の補正でございまして、1億1,315万9,000円の追加でございます。 以上、歳出合計で5億1,996万8,000円の追加となるものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表地方債補正における変更でございますが、起債の限度額を漁港整備事業では580万円から1,050万円に、道路整備事業では1億1,760万円から1億2,800万円に、災害復旧事業では3,330万円から4,390万円にそれぞれ増額するものでございまして、起債の方法、利率および償還の方法については補正前に同じでございます。 以上、議案第36号に関する説明とさせていただきます。 続きまして、5ページの議案第37号平成26年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。 収益的収入および支出におきまして、第1款事業費、第1項営業費用で、昨年の台風災害による土砂流木等の処分経費800万円を追加し、事業費の総額を5億1,632万6,000円とするものでございます。 以上、議案第37号に関する説明とさせていただきます。 6月補正に関する議案第36号、第37号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 総務部長、仲野君。 ◎総務部長(仲野郁夫君) 議案第38号から議案第44号までにつきましてご説明を申し上げます。 お手元の議案書をごらんいただきたいと思います。 13ページをお願いいたします。 議案第38号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律が平成26年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 14ページをお願いいたします。 第23条第2項につきましては、法人税法において外国法人の恒久的施設が定義されたことに伴う関係規定の整備でございます。第34条の4につきましては、地方法人税の創設に対応して市民税の法人税割の標準税率および制限税率が引き下げられたことに伴い、法人税割の税率を100分の14.7から100分の12.1に改めるものでございます。第82条につきましては、軽自動車税の標準税率を引き上げる地方税法第444条第1項の改正に伴い、軽自動車税の税率を改正するもので、第1号の原動機付き自転車、第2号アの軽自動車およびイの小型特殊自動車、第3号の二輪の小型自動車についてそれぞれ税率の引き上げを行うとともに、第2号アの軽自動車の区分において、もっぱら雪上を走行するものを廃止するものでございます。 15ページをお願いいたします。 附則第16条につきましては、グリーン化を進める観点から、3輪以上の軽自動車に対し、初めて車両番号の指定を受けた月から起算して14年を経過した月の属する年度以後の年度分の軽自動車税を重課する税率の特例を設けるものでございます。その他、地方税法の一部改正に伴い、関係規定の整理を行っております。 16ページをお願いいたします。 附則として、第1条で施行期日を定め、第2条で市民税に関する経過措置を、第3条から第5条までで軽自動車税に関する経過措置を定めております。 20ページをお願いいたします。 議案第39号行政財産の使用料に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、消費税法の一部改正等に伴い、行政財産の使用料の算定方法について所要の改正を行うものでございます。 21ページをお願いいたします。 第2条第3項を同条第4項とし、同条第2項を同条第3項とし、第2条に消費税および地方消費税が課される場合の占用料の算定方法について定める第2項を追加するものでございます。 附則として、第1項で施行期日を定め、第2項で経過措置を定めております。 22ページをお願いいたします。 議案第40号小浜市重度障がい者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、障害者自立支援法の一部改正に伴い、引用法律名の改正を行うものでございます。 23ページをお願いいたします。 第2条第4号におきまして、障害者自立支援法を障がい者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律に改めております。 附則として、施行期日を定めております。 24ページをお願いいたします。 議案第41号小浜市企業振興条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、日本標準産業分類の定義を統計法の規定によるものとするため所要の改正を行うものでございます。 25ページをお願いします。 第2条第2号で日本標準産業分類の定義を統計法第2条第9項に規定する統計基準として定められた日本標準産業分類とする改正を行っております。 附則として、施行期日を定めております。 26ページをお願いいたします。 議案第42号小浜市漁港管理条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、漁港法および消費税法の一部改正等に伴い、使用料等の算定方法等について所要の改正を行うものでございます。 27ページをお願いいたします。 第1条につきましては、漁港法の一部改正に伴い、法律の題名を漁港漁場整備法に改めるものでございます。第6条第3項につきましては、危険物等の種類を定めることについて規則に委任するよう改めるもので、これにより別表第1を削り、別表第2および別表第3を繰り上げております。第14条につきましては、第2項から第4項までを3項ずつ繰り下げ、第1項の次に3項を追加するもので、第2項では消費税および地方消費税が課される場合の使用料等の算定方法について定め、第3項では使用料等の端数処理について定め、また、第4項では占用等の期間が1ケ月未満であるときまたは占用等の期間に1ケ月未満の端数があるときの使用料等の算定方法について定めております。 28ページをお願いします。 附則として、第1項で施行期日を定め、第2項で経過措置を定めております。 29ページをお願いいたします。 議案第43号小浜市道路占用料徴収条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、道路法施行令および消費税法の一部改正等により占用物件が追加されたこと等に伴い、道路占用料について所要の改正を行うものでございます。 30ページをお願いいたします。 第2条を全部改正し、第1項を道路占用料の算定方法、占用の期間に対応した規定を加えたものとし、消費税および地方消費税が課される場合の道路占用料の算定方法について定める第2項を追加しております。 31ページをお願いいたします。 第3条については、占用料を減免する事由の見直しを行うものでございます。第4条第1項および第2項については、占用の期間が単位となる期間未満であるとき、または、占用の期間に単位となる期間未満の端数があるときの占用料の算定方法について見直しを行っております。 32ページをお願いいたします。 第5条で占用料の納付の手続について、第6条で占用料の還付について見直しを行っております。 別表につきましては、道路法施行令の一部改正により、太陽光発電設備等の占用物件が追加されたこと等に伴い、当該占用物件について占用料等を定めるとともに、引用条項の整理を行うため、全文改正を行っております。 35ページをお願いいたします。 附則といたしまして、第1項で施行期日を定め、第2項で経過措置を定めております。 36ページをお願いいたします。 議案第44号小浜市溝渠占用料徴収条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、消費税法の一部改正等に伴い、溝渠占用料の算定方法について所要の改正を行うものでございます。 第2条第2項を同条第4項とし、第2条に消費税および地方消費税が課される場合の占用料の算定方法について定める第2項および占用料の端数処理について定める第3項を追加するものでございます。第4条では、占用の期間が一月未満であるとき、または、占用の期間に一月未満の端数があるときの占用料の算定方法について見直しを行っております。 附則として、第1項で施行期日を定め、第2項で経過措置を定めております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) 1点だけお伺いをしたいと思います。 議案第36号の平成26年度補正予算(第2号)北陸新幹線建設促進事業45万円が上がっておるわけでございますが、議会も特別委員会を設置して1年経過をいたしました。昨年の6月の決起大会以降、本市においても、それぞれの形で早期若狭ルートの実現に対してその取り組みを進めておりますが、実際に今になっても国の方において明確な公式ルートにもかかわらずルート決定がされていないということがあるわけですね。それに対して、いろいろ、こういうふうな取り組みをしていていいんかなということで、私自身疑問に思うところもあるし、弱気になる部分もありますし、非常にそこら辺、今の小浜市内、また、議会のこういう取り組みについて、いま一度見直して、取り組みをしていかんなんというような思いを持っている状況です。 そういった中で、そういう取り組みを助長し、市民の皆さんへの周知活動のための取り組みとして事業を進めるということでありますが、いまだに整備方針が決まっていない。また、それがいつごろ決定するかということが、非常に、住民説明に対して私たちも苦慮するところでございます。 その辺について、これから啓発活動をしていく中において、理事者の皆さんがどのようなお考えを持っておられるのか、共通認識を私たちも持ちたいという思いを持っておりますので、ひとつお答えいただきたい。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、南谷君。 ◎企画部長(南谷憲児君) 整備新幹線の建設に当たりましては、整備計画決定後、順次ルートの公表、また、環境アセス、認可申請、そして認可、着工と、そういった手順で手続が進められております。 金沢敦賀間につきましては平成8年までに順次ルートが公表されまして、その後、認可申請がなされましたが、財源確保の問題などから認可が見送られ、敦賀以西のルートも公表がないままの状態が続いている状況でございます。 平成24年6月に金沢敦賀間のほか、北海道、九州の残る区間の着工が認可されましたが、その前提となりました政府与党の確認事項におきましては、新たな区間については財源を確保の上、収支採算性、投資効果など、条件を満たし、さらに区間ごとの課題に対応が示されているものについて認可、着工するとなっております。 北陸新幹線におきましては、敦賀以西の整備のあり方が課題と認識されておりましたが、この点につきまして、国では、敦賀開業により関東関西を結ぶネットワークが概成、おおむね完成するという意味で、概成すると定義をしており、敦賀以西については財源の限界から新規着工3区間の事業完了までは整備が難しいとしているところでございまして、そういった現状では、いつ国の整備方針が決定するかが不透明な状況でございます。 しかし、北陸新幹線が当初の計画どおり大阪までフル規格で早期につながるということは、本市に限らず、これまで整備されてきました沿線地域にとりましても大変重要なことであります。 現時点で平成37年とされます敦賀開業の前倒しも期待できる状況になってきておりますけれども、敦賀開業後、切れ目なく直ちに大阪までの整備を進めていくためには、着工までに必要な手続などを考えれば、ここ数年できるだけ早期にルートが決定、公表されることが必要でありまして、そのため、この1、2年の活動が大変重要であると認識をしております。 そうした中、着工3区間の工期短縮問題を検討、議論しております与党プロジェクトチームにおきましては、敦賀以西問題も議論の対象としていることから、これに強力に働きかけまして、国において若狭ルートの実現に必要な調査を実施の上、早期に決定、公表されるよう取り組んでいかなければならないと考えております。 市といたしましても、議会のご支援をいただき、市長が関係機関に要望活動を行っておりまして、県においても、あらゆる機会を捉えて若狭ルートの早期決定について働きかけをいただいているところでございまして、今後、市民の皆さんの理解を促進しまして、さらに強力に活動していきたいと考えているところでございます。 ○議長(池尾正彦君) 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) 敦賀開業平成37年を1年でも早くという思いは、誰しも私たち同じ思いを持っているわけですが、それについては、やはり市民の皆さん、また、沿線の住民の皆さんの新幹線に対する共有した認識をより強く持って連携をつないでいかないかんというような思いがあるわけですが、なかなかこの取り組みについては、長期間の停滞があったというふうなことから、40年前の盛り上がりは、なかなかよみがえってこないというような機運があります。 そういった意味で、こういったグッズなり、また、チラシなり、啓発パネル等を通じて、そういったことを住民の皆さんに周知をするというのは非常に大事なことですが、実際にそういう盛り上がりが、10年間のブランクもあったわけですから、具体的に今の状況の中でどのような考え方でこういうふうな課題になっているのか、盛り上がりにかけるのかという認識について、どのようにお考えなのかということと、それについてやはり市民の皆さんにわかりやすく、新幹線のメリットというのを訴えていくべきではないかなと思いますが、そういったことが余りにも具体性が欠けているんではないかなというような思いがします。 私たちも、もっともっとその件について、機会を通じて市民の皆さんとの接触を図りながら、運動になるような取り組みをしていきたいと思っておるわけですが、そこら辺の認識について、どのようにお考えなのかお伺いします。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、南谷君。 ◎企画部長(南谷憲児君) 若狭ルートに関しましては、昭和48年の整備計画決定以降、財政難などの理由から、当初の開業目標から大きくおくれまして、県内区間では平成8年の南越までの認可申請以降、着工認可が得られない状況が続いたということから、敦賀までの着工認可を最優先させるため、平成13年度以降、若狭ルートの建設促進に関する活動を休止しておりました。このため、若狭ルートに関する計画を知らない世代が増えたり、また、この間、建設費が莫大であり市には大きな負担が伴うのではないかといった誤解なども生じたことから、現在、活動休止前に比べて、建設に向けた住民の意識が低下しているのではないかと思われます。 これまで開業してきました区間の沿線都市の状況を見ますと、新幹線開業後は、新幹線の大量の輸送力により、観光誘客など、交流人口の拡大に絶大な効果が見込まれます。現在若狭ルートの整備による経済効果予測などについては明確なものはございませんが、特急列車が走っておらず、来訪者の大部分が自動車による入り込みとなっています嶺南地域にとりましては、京阪神と極めて短時間でつながり、新幹線の大量の輸送力、また、利便性の飛躍的向上によりまして、観光誘客に加え、企業誘致、UIターン政策を進める上でも条件が大幅に向上するなど、経済効果がより大きなものとして生じることが期待できるものでございまして、今後の本市、また、福井県の発展には欠かせないものであると考えております。 また、3月議会においても答弁させていただいたとおり、現在の整備方式におきましては、建設に係る市の負担は大きなものではなく、一方で建設費負担以上に鉄道施設に係る固定資産税収入が得られることなど、こういったことも整備のメリットの一つと考えております。 こうしたことから、今後、住民の皆様に若狭ルートの必要性や整備効果など具体的にお示しし、理解を深めていただけるよう、今回追加で予算をお願いしているところでございまして、若狭ルートの実現に向け、地元の熱意を盛り上げていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) ありがとうございます。 今、お聞きしますように、実際には私たちもそういった取り組みに対してできるだけ多くの皆さんとの協力関係を持って実現できるように取り組んでいきたいと思って、取り組んでおるわけですが、昨年の6月の決起大会以降、この1年間、なかなかそういった盛り上げの機運が上がっていないという状況を私は見るんですが、今年度6月の21日に総会をするということをお聞きしています。 そういったことで、今後の具体的な新幹線の早期実現に対して、また、若狭ルートを理解してもらって、国や県の方の心に響くような、そういうルート沿線の皆さんの盛り上がりにいかに取り組んでいくかということが今後の課題になってくると思いますので、そこら辺の考え方を、この促進事業という中で予算は少ないんですが、そういった大きな課題を目の前にして、こういった地道な活動でも国や県に大きな影響力を与えることは間違いありませんので、そういった取り組みをどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) 市ではこれまで嶺南の各市町と連携をいたしまして、県に対しまして、若狭ルートの実現に向けました強力な取り組みをお願いしてきたところでございます。現在、県、それから県議会、経済界など、また各市町も含めまして、県内全体が敦賀以西は若狭ルートで一致しておりまして、県、県議会におかれては、北陸に加えまして、今後、京都、大阪の理解促進に向け、今、働きかけをいただいておるということでございまして、私もその点につきましても、県議会の元仲間の議員に対しましても十分にお願しておるところでございます。 市といたしましても、昨年6月の決起大会以降、私自身、県選出国会議員や国や関係機関に対しまして、単独で、また県等と一体となって、あらゆる機会を通じまして若狭ルートの早期決定を要望してきておりまして、県内の各団体との連携も徐々に深まってきておるというふうな認識を持っております。 県内にとどまらず、日本海国土軸でつながるということとなりますと、山陰も関係があるわけでございますが、山陰縦貫超高速鉄道の整備推進関係自治体からの支援もいただくべく、先日、東京で開催されました山陰縦貫超高速鉄道整備推進市町村会議にも副会長として参加をさせていただいたところでございまして、今後も京都府内で駅設置が見込まれます亀岡市とも意見交換するなど、沿線各自治体との連携を一層強めますとともに、引き続きまして、県をはじめとする県内各自治体との一体となった要望活動を展開するなど、若狭ルートの早期決定、早期実現に向けまして、全力で取り組んでいきたいというふうに考えております。 なお、県内の各団体との連携強化という面では、若狭ルート建設促進同盟会の役員につきましては、これまで行政関係者のみでございましたけれども、できれば理事に嶺南地域の民間の経済団体の長にも加わっていただくとともに、顧問におきましても、知事や県議会議長、そして県選出国会議員に加えまして、県レベルの民間の経済団体の長にもご就任いただくなど、範囲を拡大いたしまして、県内の一体感というのをさらに高めていくことはできないかということも、今、考えております。 また、今後、市民の皆さんにも新幹線の整備効果を十分ご理解いただけるように、できるだけ著名な講師を招いて講演会を行っていきたいと考えております。というのは、昨年も実は藤井聡先生に来ていただいて講演いただいたんですが、先日、山陰の縦貫超高速鉄道のときも藤井先生にご講演をいただいたんですが、その内容も非常によかったと思いますし、また去年からまた進化しておるということも思いましたので、例えば、そのような著名な講師を招いての講演会もまた行っていきたいというふうに考えておりまして、さらに、若狭ルート実現に向けた機運の盛り上げを図っていきたいと、このように考えておりますので、また、今、上程しておる予算を使いながら、呼びかけていきたいと思っておりますので、議員の皆様方、ご協力よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(池尾正彦君) ただいま議題となっております議案は、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、関係の常任委員会に付託いたします。
    △請願・陳情 ○議長(池尾正彦君) 日程第6 請願・陳情を議題といたします。 今期定例会において、本日までに受理しました請願・陳情は、さきに配付してあります請願文書表・陳情文書表のとおりであり、また、その内容は請願書・陳情書の写しのとおりであります。 △委員会付託 ○議長(池尾正彦君) ただいま議題となっております請願・陳情を、請願文書表・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(池尾正彦君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 明7日から17日までは休会とし、18日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                           午後2時30分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成26年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   2番           署名議員   15番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  大野木 徹...